退職を上司に伝えるまでの経緯
就職活動の時に、就活なんてとりあえずで良いか。と軽い気持ちで始めた。
でも、働くのであれば「自由」に「楽しく」働ける仕事が良いと思っていたので、思いついたのは「広告会社」だった。
広告会社であれば色々なクリエイティブな活動ができて、営業であれば自由に外出して動きまわる事ができると思ったから、、、。
入社1年目、60年以上続く会社で最短記録と言われる入社1か月で新規契約を取ってくる事に成功したし、新規で企画案も成立もさせた。今まで会社になかった仕事もつくり会社内では高い売上数字を作る事もできた。
そうそう、あっという間に。今は入社して6年目になる。
ただ、そんな楽しい事ばかりでもなく。売りたくない商品やノルマもあるし、決められたつまらない仕事が大半である。それでも、石の上には3年だと思ってがむしゃらに頑張ってきた。
4年目くらいだったか?変わらない毎日に苦痛を感じるようになった。
より良い結果を残せば残すほど、仕事の量ばかり増えて給料は増えない。
毎日同じように起きて乗る電車。
このまま・・・歳をとっていくのであろうか。
そんな疑問が頭から離れない毎日がずっと続いた。その思いが強くなり、ついに上司に伝える日が来る。
辞める辞める詐欺と言われた男
こんな会社辞めてやるって同期がいたころ話をしたことがあった。
その話をすると同期は
「おう!マジか!それなら、お前のスポンサーは俺が引き継ぐから安心してくれ」と言ってくれた。
その1か月後、その同期が先に会社を辞めていった。
会社に20年以上勤めていた上司には
「会社にいれば面白い事は絶対あるから、会社は辞めるなよ!」って教えられた。
その1年後、その上司は会社を辞めていった。
辞める人は、辞めるなんて言わず、辞めようかな?なんて相談もせず。
覚悟を決めて辞めていっている。
僕は友人に「今日こそ辞めてやる!」なんて言いながら辞める事がずっとできなかった。辞める辞める詐欺の男と言われていた。
ある休み。
キャンプにみんなできた。
「辞める」
僕はみんなに言い放った。
みんなは「お前は辞める辞める詐欺だからな」と笑った。
辞めるメリットとデメリットを紙にすべて書いた。それを天秤にかけてどちらが自分にメリットがあるのかすごく考えた。
どう考えても、辞めることの方がメリットを感じられた。
逃げたいだけと会社の上司は言う。
でも、新しい事を始めたいという思いがどんどん膨れ上げってきて。それは真実。
「現状を壊したい」「このまま歳をとるのは嫌だ」「自分でビジネスを始めたい」「個人事業主になりたい」「もっと、もっと自由に生きる!」
挑戦してみないとわからない。
上司に2時間、社長に2時間 説得される。
上司が1人でいる所を見つけ「ちょっとお話をいいですか?」と持ち掛けた。
僕は「お世話になったのですが、退職をさせていただきます。」と頭を下げた。
上司は「僕にその権限はない。」と答えた。「何故?」っと聞いてきた。
僕は正直に、
自分でビジネスをして自分で食べていけるようになりたいと答えた。
上司は「誰か協力者はいるか?指導してくれる人はいるのか?」っときいてきた。
もちろん、そんな人はいない。
「そのやりたい事は会社をやりながらできないのか?逃げているようにしか感じない。辞めてもらいたくない。君が路頭に迷ってほしくない。僕は応援できない。」
会社の中でも唯一尊敬できる上司だったから、応援できないという言葉は少しショックだった。
散々、不安を仰ぐような事を言われた後に、
「辞める事を辞めるなら今だよ?」っと聞かれたが、
「辞めます!!!」
もう引き返す事はできない。
後日、社長からホテルのロビーに来いと呼ばれ、コーヒーを飲みながら2時間同じような引き止めにあったが。答えはもちろん変えるつもりはない。
年内に辞めさせてくださいと伝えたが、「それは困ると言われた。」
人員整備や引き継ぎなど、もう少し時間をくれと頼まれた。
僕も6年近くお世話になったし、恩があるのでそれには応じるつもりでいる。
退職は来年の・・・どうやら僕の誕生月になりそうだ。
言えた清々しさ、そして登山に。
ずっと言いたくて言いたくてたまらなかった。「退職させてください。」
伝える事ができず、もがき苦しんでいる時の心境は以前の記事を読んでもらう事ができたら伝わると思う。
やっと伝える事ができた僕は、清々しい気持ちで一杯だった。
そうだ!!登山をしよう!!
登山をする友達に、「まだ雪はギリギリ大丈夫だと思う」という事で出発した。
晴天の中から街を見下ろして、自由を思いっきり感じよう。
と思っていたが。めちゃ霧、そして雪積もってました。笑)
極寒の中、カップヌードル食べました。
くそうめぇ~~~~~~
からの速攻下山。)
まだ、これから引き継ぎなどありますので数か月は会社にいますが、
28歳で無職に僕はなります。
副業生活シリーズをやっておりましたが、結局まともに稼げておりませんでした。
会社を辞めたら、従業員として時間を縛られる働き方ではなく。もっと自分のライフスタイルにあった働き方を追い求めてビジネスを作っていく事ができたらと考えております。
そんな簡単にうまくいくと思っておりませんが、とりあえず。まだ20代ギリギリという事でガンガン挑戦をしていきたいと思っております。
28歳無職になるその日は笑顔だろうか??
笑顔に決まってるだろうがぁぁぁああ~~~~~るるるるるるるるるるるるるるるるるるるるるる~~~♪
応援をよろしくお願いいたします。