退職を伝えてから数週間経過
退職を伝えてから、2週間が経過したであろうか。上司からの引き留め合戦も終焉を迎え退職日が明確になってきた。残り会社に行くのは20日ほどという事になってきた。
いつも営業会議に出ていたが、もう出なくても良いという事になり。大分、気が楽になった。人を詰める事しかしらない営業会議が昔から大嫌いだったし、相手のいい点を無視しては相手の汚点をなんとか見つけて叱ってやろうという無駄な時間から解放されたのである。
辞めると決定してから、社長がやたらため息をつくようになっていた。
そして、引き継ぎのリストに関しても資料に関しても「最後くらいしっかりやれよ!」っとチクチクと毒を吐かれているが。
毒を吐かれるたびに、本当にこの会社を辞めて良かった。と心底思う。
引き継ぎがめっちゃ大変。
部長・次長・主任・先輩と、自分が辞める前にかなりの役職付き営業部員が退職をしていったが、その辞めていった人の仕事を自分が引き継いで進めていた。という事は、辞めるのが遅れた分の大量の仕事をまた誰かに引き継ぎをしなければならないという事になる。
まだ前任者から自分が引き継ぎを受けて。仕事が発生していないクライアントも後任に引き継ぐので、引き継ぎをする必要があるのか謎である。
アポイントを取るのが一苦労で、スケジュール調整があと20日で間に合うのであろうか不安が残る。それに加えて資料作りとデスクの整理など。
どうやら有給なんてものは消化させてもらえず退職する羽目になるであろう。
ブラック企業は本当に早く辞めた方がいい。
大手企業へのチャンス
どうやらクライアントを通じてなのか。
同業界のもっと大きい会社の人間から、連絡がはいった。
「うちの会社を一回受けてみないか?」という事であった。
もっと大きい企業で仕事をできるようになれば、給料面・待遇・制度・スキル。
色々な面で自分にとってメリットがあるようにも感じられた。少し考えさせてくださいと時間をもらうことにした。
しかも、その会社は過去に自分が憧れていた会社だった。
いつか、今の会社でスキルを積んだらあの会社に転職してもっと大きい仕事するんだ!って思いながら2~3年前まで頑張っていた。
だが、考え方が変わってしまったのか・・・即決できない自分がいた。
それでもなお、自由を求めて。
そんな憧れもあった会社を断ったとしても(受かると確定はしていない!笑)
僕はもうサラリーマンという生き方自体にかなり疲弊をしきっていた。
毎日決められた時間に起きて、決められた場所に向かう、会社都合でお客さんを決められて、その担当者が変態だったら最悪で、心をすり減らす毎日。
サラリーマンにはその宿命がある。
もし大手企業にいったとしても、いずれ独立してフリーランスとして働きたいという夢が今自分にあるのであれば、ストレートにまず独立してみる方が良いと思った。
始めるなら早い方が良いし、もしダメだったとしもやり直しがきく。
やり直しがきくと書いたが、失敗させようともまったく思っていないが・・・
「より自由を求め、自分に素直に」をモットーに。
残りの20日のサラリーマン生活を楽しもうと思う。
byにょろにゃん